「ルーク・トーヨー旅の記録」は絵本です。
絵本ですが、内容はありません。
表紙と、いいかげんなあらすじだけです。
どうしても中身が読みたいという人は、
個々で面白いお話を考えてくださいね。
第1話 ルークと幻の山
ルーク・トーヨーは世界を旅する少年冒険家。
彼の旅の目的は、この世界で最も高い山「マルモント・グロッソ」の頂上に誰よりも先に登ること。
でもこの山は、世界一の山だということは誰でも知っているのに、どこにあるのかは誰も知らないという「不思議山」なのだ。
不思議な場所の近くでは不思議な事が起こる。
だからルークは世界中の不思議な出来事をたずねて、今日も旅に出るんだ。
第2話 ルークと時計台の幽霊
真夜中の12時になると時計台から不気味な笑い声が聞こえる。
町の人々は恐怖で夜も眠れない。
噂を聞いたルークはさっそく不思議探索に。
しかし時計台の中には登っても登ってもちっとも上までたどり着けない「迷宮階段」が待っていた。
ルークはいかにしてこの謎から脱出するのか。
そして現れた幽霊の正体とは?!
第3話 ルークと弾丸列車は東へ
大陸を西から東へ一直線につなぐ特急列車「アロウ第1号」
その記念すべき開通一番列車に乗り込んだルーク。
弾よりも速くつっぱしるそのスピードに感激しつつ、
「でもちょっと速すぎないかい…?」
大変!ブレーキが効かないだって!!
どうするルーク!どうなっちゃう?!
第4話 軽業師ハル・ザ・ロケット
自称世界一の軽業師、その名も「ハル・ザ・ロケット」
今回の挑戦は、綱渡り新記録。
向こうの山からこっちの山まで張り渡した一本のロープを渡りきる。
「こんな長い綱渡りをした人間が今までにいるかい?そしてこれからもいるかいルーク?」
でもほんとに大丈夫なのかなあ…
旅で出会った友達
ハル・ザ・ロケットのお話。
第5話 ルーク都へおもむく
ひさしぶりに訪れた大都会
「ビッグ・ザ・シティ」
もしくは「シティ・ザ・ビッグ」
どうしてふたつの名前があるのかって?
それが大問題。
今やこの街は二つに分かれて対立していたのだ。
二人の市長、二つの警察、二つの税務署、そして二つに分かれた市民たち。
「みんな仲良くしなきゃだめだよ」
ルークが知恵をしぼった。
第6話 特級炒飯師キャン・プー・キョン
皇帝も認めた特級料理少女、その名は「キャン・プー・キョン」
でも彼女が作るのはチャーハンだけ。
おかげで宮殿をクビになって、今では旅のチャーハン職人に。
「何か訳でもあるのかい?どうして チャーハンしか作らないの?」
「ルークになら他の料理つくってあげてもいいよ」
「えっ?ええっ!!?」
「なんてね」
旅で出会った友達
キャン・プー・キョンのお話。
第7話 ルークと不思議な樹の村
その木の葉はどんな病気も治す薬になり、木の実を食べればいつまでもお腹がすかず、火をつければほんの小枝でもいつまでも燃え続ける。
そんな不思議な樹が一本あるおかげで、その村の人々はとても裕福で、贅沢に暮らしていました。
ところが、ある日その不思議な樹が、一枚の葉も、一粒の木の実も、付けなくなってしまった。
こまったこまった、このままでは村人は生きてゆけない。
噂を聞いたルークが不思議調査に向かった。
第8話 間諜X(エックス)ほぞを噛む
ルークの行く手を遮る黒い影。
俺は世界を股にかける国際スパイ、人呼んで「間諜エックス」
「きょうのところはオマエの敵だ、…いや、強敵だ」
ことごとくルークの邪魔をするが、肝心な所でドジを踏む。
ところで、ホントにスパイなの?
「おっと、大きな仕事の契約の時間だ、またなっ!」
旅で出会った友達(?)
間諜エックスのお話。